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たけしの家庭の医学 骨肉腫でも足は切らなくていい 最新のガン治療 [たけしの家庭の医学 骨肉腫の治療法]

『たけしの家庭の医学』で紹介していた
『足の切断をしなくてもいいガン治療法』
についてご紹介したいと思います。

今回紹介していたのは幼い6歳の女の子。
皮肉にもこんな小さな子の足の骨に
悪性の腫瘍が出来てしまいました。

一般的には人命を助ける為には
足の切断が最良の方法なのですが、
最新医療の力でこの女の子は
足を切らずに済んだのです。

その驚きの方法とは?


(いつもは世界一受けたい授業の内容を
お送りしてます)


※2013年 9月24日たけしの家庭の医学より





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【骨のガンのスペシャリストがとった、
足温存ガン治療とは?】


●今回の名医●

整形外科の名医


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金沢大学 整形外科 主任教授の土屋弘行医師

土屋先生は長年、足を温存できる骨肉腫の
治療法を研究、様々な新技術を
生み出してきた、まさに骨のガンの
スペシャリスト。



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《女の子の症状とは?》

症状①突然歩くと足のふとももに痛み

症状②レントゲンにより骨のガンが見つかる(骨肉腫)



《骨肉腫とは?》


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骨肉腫とは骨の内部で発生する悪性の腫瘍。
十代以下の子供に多く発症するという
特徴がある。
そのため、がん細胞の成長が早く、
すぐに治療を始めなければ命に関わるのだ。


《ファーストオピニオンでは?》

骨を大きく切除し『人工関節』に付け替える。
又は『足を切断』するという方法。


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この始めに入院した病院では
『抗がん剤治療』が行われたが、
なかなか思うようにがん細胞が
小さくならない。


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その為、『足の切断』をする事を
医師からすすめられる。


【足の切断を回避!
骨を凍らせてガンを殺す手術法とは!?】

その時、金沢で足を切らなくても
骨肉腫を治療出来る方法がある事を知る両親。


《液体チッソ処理骨移植とは?》

土屋先生の研究チームが
世界で初めて開発した方法で、
『ガンに侵された骨を身体から取り外し、
それをマイナス196℃という
液体チッソに浸け、がん細胞を死滅させる』
という方法。

そして、がん細胞が死滅した後の骨を
再度体に戻し足を温存するという
画期的な方法。


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しかも、術後の
『ガンに対する免疫力が高まる』
ようなのです。



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《女の子、手術までの準備としての医療は?》

女の子は手術までに出来るだけがん細胞を
小さくする為に『抗がん剤治療』を
してきました。


《カフェイン併用療法》

抗がん剤と一緒にカフェインも入れる事で、
カフェインの中にある力が発揮され、
抗がん剤の力が増す。


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その為、格段にがん細胞に侵された部分は
小さくなりました。


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《いよいよ手術です。》


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腫瘍に侵された太ももの骨を取り出し、
液体窒素につける前にある工程を。


採取した骨の真ん中をドリルで穴
を開けておく。


こうする事で、窒素に浸した時に骨が
割れる事を避けれます。
(水分が多いと拡張して割れる
可能性があるので)


骨の冷凍が成功したら、次に解凍します。

解凍の時も割れないように慎重に。

割れてしまうとここまでうまくいってても
一瞬で台無しになってしまうので。


骨の解凍が成功したら、次は女の子の足に
戻すだけ。

しかし、ここでも骨と骨を繋ぐボルトを
骨の曲線に合わせて調節し、
今後この女の子の骨が成長する部分に
ボルトがあたらないように慎重にすすめます。


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6時間にも及ぶ大手術は無事に成功!!


女の子の足は切断する事なく無事に
がん細胞だけを取り除く事が出来ました。


どんどん進化する医療の現場。

この番組を見ていてつくづく、
『医療ってすごいな。』と思ったのと
同時に最新の情報を得る事の大切さを
感じました。


この女の子の場合も金沢大学の土屋先生の
手術方法を知らなければ足の切断を
余儀無くされていたでしょう。

必要な時に必要な知識や情報を
集めれるかが人命にも関わってくると
痛感しました。





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